永安寺ルイ@ぶろぐ

日常とか政治とか勉強

永安寺ルイ、Blog開設!!今回は「教育勅語」について!

 突然ですが、皆さんは勉強好きでしたか?

 

 筆者はそれはそれは苦手でした...(音楽は好きでしたけど笑)

今も昔も恐らく勉強が苦手という人はいたでしょう私の父親も勉強が大の苦手だったとよく言ってました(笑)

ですがそんな人達でも一つ共通として「大事にすべき事」として教えられたことがあります。

 

それは... 道徳 です

【日本人の美学】であり、現代の日本人が忘れてかけていること。

今回は皆さんに昔教えられていた教育勅語という素晴らしい道徳の心と勉学について紹介させていただきます。

[:目次]

  1. 教育勅語って何?
  2. 教育勅語を作成した人物について
  3. 教育勅語の目標について
  4. 教育勅語の十二の徳目
  5. 教育勅語口語文意訳
  6. 最後に

1.教育勅語って何?

教育勅語は、明治憲法発布の翌年である明治23年(1890年)に道徳の根本や教育の基本理念を教え諭すという名目で発布された勅語。主に忠君愛国を国民の道徳として強調されています。

第一回帝国協議会の開会直前に発布され、学校教育を通じ国民に広まり天皇制の精神的・道徳的な支柱となっていました。

なお大東亜戦争で敗戦した後、GHQによって廃止されました。

 

教育勅語の口語文

 

2.教育勅語を作成した中心人物について

教育勅語を起草した中心人物として元田永孚(もとだ ながざね)と井上毅(いのうえ こわし)いずれも熊本藩士である。

 元田永孚(もとだ ながざね)

文政元年に熊本藩士・元田三左衛門と津川平左衛門の娘である阿喜和の子として生まれる。

父の三左衛門が多忙だったため、祖父の元田自泉より「唐詩選」や「論語」を学びその後は

親政運動の推進や国家教育に尽力する。主な著書として『国教論』がある。

参考

元田永孚



井上毅(いのうえ こわし)

天保14年に熊本藩家老の家臣・飯田権五兵衛の三男として生まれる。

神童と幼いころから呼ばれ安政4年に儒学者木下犀潭(きのした さいたん)の塾へ入門し秀才として頭角を現し、文久2年に木下の推薦で藩校時習館の居寮生となる。

第7代文部大臣 第2代法制局長官を務めた。

参考 海後宗臣編 『井上毅の教育政策』 東京大学出版会 他多数

 

井上毅

3.教育勅語の目標について

 古来の天皇は徳をもって統治してきたことを述べ

「一旦緩急ある時は義勇公に奉ずる」のが本文としている。

またこれには、国民の守るべき徳目が掲げられた。

4.教育勅語の十二の徳目

今から紹介するのは儒教的な道徳にもとづいて、古くから日本に根付いてた考え方であり現代の私たちから見ても大事だなと考えさせる内容です。

  1. 孝行;親に孝養をつくしましょう
  2. 友愛;兄弟・姉妹は仲良くしましょう
  3. 夫婦ノ和;夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
  4. 朋友ノ信;友達はお互いに信じあって付き合いましょう
  5. 謙遜;自分の言動を慎みましょう
  6. 博愛;広く全ての人に愛の手を差し伸べましょう
  7. 修学習業;勉学に励み、職業を身に付けましょう
  8. 智能啓発;知識を養い、才能を伸ばしましょう
  9. 徳器成就;人格の向上に努めましょう
  10. 公益世務;広く世の人々や社会の為になる仕事に励みましょう
  11. 遵法;法律や規則を守り、社会の秩序に従いましょう
  12. 義勇;正しい勇気をもって国の為、真心を尽くしましょう

 

どうでしょうか?日頃から生かせることが多いでしょう。私はこれをみて毎日徳や善行、孝行を行うようにしてます!

 

参考・出典 

明治大帝『教育勅語(現代語訳)』と「十二の徳目」 | FPhime/報道府

5.教育勅語 口語文訳

私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。 そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、 今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、 私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。

国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、 夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、 全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、 社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、 真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。 そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、 今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、 この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、 私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

 

6.最後に

どうでしたか?

日本人の古き良き美学であり、生きる知恵となるものが多かったのではないでしょうか?

GHQにより廃止された教育勅語は先人たちの生きるための知恵といったものも多いです。安部総理の殺害で喜んでいたり、他人やお店を個人攻撃している人たちは「道徳心」の欠如が見られます。そのような人たちこそ、日本人としての心を学んでほしいものです。By.永安寺ルイ